2010/10/05 火12:51 AM
面談マラソン5 伊藤 浩 教授
面談マラソン5 伊藤 浩 教授(循環器内科)2010.6.14
伊藤 浩先生は1982年大阪大学医学部を卒業され、同大学第一内科で大学院の研究後、1986年から大阪の桜橋渡辺病院で研鑽され、同病院の心臓・血管センター長をされておられました。心不全と心エコーの分野では一般病院でありながら、大きな業績を上げられ評価が高く、2009年から岡山大学の循環器内科の教授になられました。
2010年1月に岡山県医師会の生涯教育講座でテーマが「エビデンスを考慮した生活習慣病治療の実際」で、「高血圧治療の最初の一手: Megatrialを読む」という特別講演をしていただきました。この時も明快な講演でした。
面談では温厚な臨床家の人柄と教授としての責任感を感じました。NPO岡山医師研修支援機構の果たすべき役割などについてご意見をお伺いいたしました。医師のキャリアパスについて、どのように誰が責任を持つのが良いのか。少し前までは 医局が半分は受け持っていた。ここ数年野放しの状態になっているところがある。それでは適正配置ができない。
NPOとしては中四国あるいは兵庫県を含めた地域に多くの医師が集まるようにしたい。少なくとも私糸島の任期でNPOが広範な責任を持つようにはできないだろう。岡山大学と協力しながら、外から公平な立場で、岡山大学や関連病院の情報提供をしたい。とお話しいたしました。
人事機能を誰が持つべきか。 民間医局からの派遣は 派遣社員と同じである。会社の組織の一員として 人事マネジメントしている。との言葉にはどきりとさせられました。