多くの人との出会いが大切であり貴重です
1986 熊本大学第一内科入局
1988 国立循環器病センター内科脳血管部門
レジデント(山口武典グループ)
1991 熊本市立熊本市民病院神経内科医師
1994 同 脳卒中診療科医長
1997 国立循環器病センター内科脳血管部門
2000 メルボルン大学神経内科(オーストラリア)
2002 国立循環器病センター内科脳血管部門
2004 国立循環器病センター内科脳血管部門 医長
川崎医科大学神経内科脳卒中部門 助教授
6月 脳卒中センター開設 センター長
2006 川崎医科大学脳卒中医学 教授
医師としてのターニングポイントは
「何が一番大切か」と、「危機感をもつ」でしょうか?私は、マグロのように何か新しいことをしていないと、不安になります。特に、臨床研究ではそうです。常に、なにか新しい発見はないか、これをやれば新しいことが分かるじゃないかと、常に考えていることが大切だと思います。私は、よく寝る前に考えますので、夢にも見ます。それと、正しいと思ったら行う実行力だと思います。うだうだと理由を並べて行わないのは最低です。失敗して当たり前ですから、前に進むだけです。 当科のモットーは、人を作ることです。 良い人材を育成するのが、私の仕事だと思っています。 当科には、全国から勉強にやってくる医師が多く、私は、彼らを育成し、彼らが地域のリーダとして活躍すれば、この上なく嬉しい。
これから医師としてキャリアを積む後輩へのアドバイス
まずは、医師になって5年が勝負です。より多くのことを経験し、真剣に医療と見つめ合うことが大切です。寝る間も惜しんで5年間頑張れ!すると先が見えてきます。それと、もう一つ大切なことは、日本の世界では、義理と人情です。医師の世界は狭い。多くの人との出会いが大切であり貴重です。人脈を作る上で、大切なのは義理と人情です。不義理しないように。
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